朱塚古墳(津袋古墳群)

朱塚古墳(しゅづかこふん)

県指定文化財の津袋古墳群に属する7つの古墳のうちの1つです。

5世紀中頃作られた古墳で石室内部に朱が残っています。

 

津袋古墳群のうち、この古墳だけ山鹿市菊鹿町にあり、他の6基は山鹿市鹿本町にあります。

標柱には以下のように書かれています。
「今からおよそ1500年前に作られたお墓で、津袋古墳群の中でも最も北に位置します。墳丘は周囲をかなり削られ、原型を留めていません。内部は初期の横穴式石室とされるものです。壁はベンガラで赤く塗られています。」

※ベンガラ(弁柄)-wiki とは、赤い酸化鉄のようです

この写真を見ていただくと分かるのですが、農耕地にするために結構削られててしまったのですね。

墳丘の奥に平塚原古墳のところにある木(桜)が見えています。

石室内部は説明にあるように、壁に朱い色が塗られています。これがこの古墳の名前の元でしょうか?

 

墳丘上部は削られて石室上部の石がむき出しになっています。

もとの大きさは大塚古墳くらいはあったのではないでしょうか。徐々に削られて今の姿になったのでしょうね。

古墳がこういう姿になるのは、農地のために削られたというばかりではないと思われます。例えば頂塚古墳なども元の姿より小さくなっていますので、土を盛って作られる古墳の宿命と言えるでしょう。

古墳時代より今まで、1500年もの長い時間、よく残ってくれたという気持ちのほうが大きいです。それは地元の方々の努力によるものだと思います。

 

場所は、県道9号を北へ走り「あんずの丘観光」の先を右へ下るとすぐにあります。

近くには津袋古墳群のひとつ、平原塚古墳があります。

 

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