鹿北町にある六地蔵さん

鹿北町にある六地蔵さん

きちんと調べたわけではないのですが、話を聞くところによると、鹿北町には六地蔵さんが一体だけのようです。

下中の六地蔵さん

鹿北町の六地蔵幢

山鹿市の指定文化財になっている、下中の六地蔵さんです。
この六地蔵さんは市内でも大きな方で、高さは260cmもあります。

土台もしっかりしているし、土台と幢身の間にも一つはいっています。中台は蓮華でしょうか、模様が刻まれています。宝珠も立派ですね。

標柱には歯痛やイボの神様としてのお参りがあると書いてありましたが、「お地蔵さんなのに神様?!」と思った次第です。(困ったときにはどちらでも良い気もします)

龕(がん)部・中台・傘・宝珠、彫られた地蔵菩薩がしっかりと残っている見応えのある六地蔵幢でした。

 

隣にある石塔は猿田彦さんです。道や旅の神様です。

 

川を挟んだ道路からの風景。田んぼの端っこに建っています。

 

場所は国道3号線から少し入ったところです。

六地蔵さんのもとに行くには、橋を渡り民家の間を通り抜けていきます。近くまで車で行けますが、小さな農道ですので、邪魔にならないように広場に止められた方がいいかもしれません。

 

余談
この記事を書く時に、Google Mapを見ると「下中の六地蔵」が全く違うところに掲載してありましたのでGoogleに修正を依頼しました。現在は正しい場所になっています。また、この記事の画像をクチコミに投稿しました。

山鹿の六地蔵解説

六地蔵のかたち解説と山鹿市の六地蔵一覧

お願い
鹿北地区ほか、ここに掲載していない六地蔵さんがありましたら、お教えいただければ幸いです。また、それぞれの六地蔵さんについて、現在に至る経緯をご存知でしたら、ぜひご教授ください。よろしくおねがいします。

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