御宇田井手の分水

御宇田井手の円形分水(みうたいでのえんけいぶんすい)

分水をご存じですか?

ここ鹿本町津袋地区にも現役のものが残っています。それが、御宇田井手の分水です。

※扇形分水とするサイトもありますが、円形分水とするのが正確です。
※詳しくはコメント欄を御覧ください。
※ご指摘ありがとうございました。

2017年4月28日、御宇田井手の施設の一部として日本遺産「米づくり二千年の歴史」の構成文化財になりました。

こちらは、通潤用水小笹円形分水。円形の枠の前で一旦地下に潜り円の中央から湧き上がっていることが分かります。

上内田川の堰と水門
ここから取水されています。

分けられた水は、御宇田井手を通って津袋や御宇田の田畑へ流れていきます。

高橋を流れる井手

 

御宇田井手扇形分水 2020年7月6日

令和2年7月6日のお昼くらい。この日の前後は九州で大雨が降っていました。上内田川の水門が閉じられ、水路への水の供給が止めてありました。

御宇田堰・御宇田井手の標柱

場所は上内田川沿いになります

〒861-0302 熊本県山鹿市鹿本町津袋135

  1. やまだ より:

    初めまして。
    山田と申します。

    一点、確認ですが、
    川の名前は「上内田川」が正式なものではと思います。

    内田川は、更に下流域に支流として在るようです。

    ご確認いただけたら、幸いです。

    また、この井出は方保田へはゆかず、方保田の手前で菊池川に合流するようですが。

    宜しくお願いします。

    • やまがあい より:

      ご指摘ありがとうございます。井手の件、該当する部分を一旦消しまして確認します。内田川はたしかに正確にはそう書いたほうが良かったです。ずっと以前から「上内田川」と菊鹿町の方との会話で使ったことなかったもので…。今調べてみましたが、「内田川」の部分はほんの少しのだったのですね。訂正いたします。

      • 山田 より:

        やまがアイ様
        早速の対応して頂きありがとうございます?

        ①関係公共機関に問い合わせたところ、正式名称は上内田川と確認致しました。
        途中に内田川と名称の変わることは無いとの事。map表記の間違いと思われます。
        又、菊池川下流域には内田川があります。

        ②扇型分水施設との名称は無くて、円形分水施設と云うそうです。

        ③創建は925年、当時この地を治めていた御宇田氏により開通した。
        凡そ3kmに及ぶ井出が造られたと云う。昭和になりコンクリート製の円形分水施設となった。

        もう少し、関連した情報あるようです。

        曖昧な情報が独り歩きする前に、対処したいと思い、面倒な事を言っております。お許し下さい。

        追記、最後の一行が「内田川」のままです。

        • やまがあい より:

          山田様。
          大変詳しくお教えいただき、ありがとうございます。資料としたものを誤解して記載していました。記事は写真のみとして、書き直しをしたいと思います。

  2. やまだ より:

    先日の件、ご検討頂きありがとうございます。

    該当の公共機関に問い合わせ確認したところ、上内田川が正式な名称とのこと。
    内田川と書かれているmapが誤りです。
    菊池川の下流域には、支流で内田川はあります。

    会話上は内田川と簡略する事もあるそうです。

    もう一点、扇形分水施設では無く、円形分水施設との事です。
    扇型と云う表記は無いそうです。

    もう一点、
    多くの場合、「925年に、この地に下向した御宇田氏によって造られた…」と表現していますが、これだと
    「御宇田氏が925年に下向した」と解釈する可能性があり得るようです。
    正しくは、「925年、御宇田氏により開通した」
    御宇田氏は866年頃に伊勢からこの地に下向し御宇田の姓を得た豪族です。

    この様に成ると、分かり易いと思います。

    曖昧な情報が独り歩きする前に、対処したいと思いまして、面倒な事を申します。
    お許し下さい。

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